採用ページインタビュー2
八木 慶汰朗(やぎ けいたろう)

・八木 慶汰朗(やぎ けいたろう)
・所属会社/配属先:節婦ほろしりの里・自立訓練/就労移行・支援員
・入社年:2019年
入社のきっかけ
生まれも育ちも新冠町で、将来的には町の役に立つ仕事に着きたいと考えていました。大学進学と同時に、同町を離れたのですが、ゼミで「地域の深掘りとPR」というプレゼンテーションの課題があり、改めて新冠町について調べる事になりました。その時に紹介されたのが、成田施設長でほくと園との出会いでした。
今は、就職や進学で町外に出る人が多い中、私は野球や雪合戦等を通して、地域の方々との交流が多かったので迷う事なく、新冠町内での就職を考えていました。当初は、高齢者施設での就職も考えていましたが、成田施設長との出会いで、障がい福祉にも興味を持つようになり、就職を決めました。
幼少の頃にミルトで働いてみたいと夢を持っていた事もありましたので、ご縁だったと思います。
現在の仕事の内容と1日の業務サイクルについて
自立訓練は、プログラムに沿って、日常の生活に必要な学習を主としております。プログラムはありますが、全て型にはめる訳ではなく、利用者さんの声も尊重しつつ多角的に支援しています。後は、働くうえで、個々の体力や能力を加味しつつ、できる事をうまく誘導して生活の糧にしております。
今は、一応、3名の利用者の担当をしているのですが、それぞれの個性に合わせての支援が必要になります。自分の意見だけで活動はせずに、同僚の支援員の意見も尊重し、利用者さんにとって有意義になる支援に努めています。
基本的には日中の活動が主となります。ただし、3ヶ月に1度位は、遅番としての勤務があり、利用者さんの学習の程度や食事について確認して支援につなげています。
仕事をする上で気を付けている事
まだまだ、勉強中ではあるのですが、利用者さんとの”距離感”は常に意識をしています。年齢の近い利用者さんもいるなかで、どうしても仲良くなりすぎる事もあります。悪い事ではないと思いますが、友達ではないので、そこは立ち止まり、支援員と利用者の関係に戻ります。あまり得意ではないのですが、注意をしなければならない事もあります。全ては利用者さんの生活の為なんです……。
“距離感”は利用者毎に異なりますし、マニュアルもありません。経験値が財産になると思うので、表情や会話の中で求めている事を組んでいます。
後は、業務中のイレギュラーについては、後回しにせずに、報告・相談を心掛けております。
現在のやりがいやその先の目標(チャレンジしたい事も含む)
毎日、利用者さんと接している中で、間近で成長している姿が見える事。これは、今の私にとっての最大のやりがいです!立てたプログラムに沿って、「これができた!」という達成感は何物にも代えられません!
後は、利用者さんに教える立場として、プログラムの内容以外に生活全般をサポートできる支援員になるよう努めていきたいと思います。
業務外での仲間との交流やストレス解消はありますか?
地域との交流の礎だった、野球と雪合戦は、年齢の近い仲間と交流ができる機会なので、積極的に参加しています。業務外でも上司・仲間と取り組める事は、その時にしか相談できない事もあるので、私にとっては良い機会です。
ほくと園で就職を検討されている方へ
人と接する事が多いので、毎日が勉強です。ですが、困った時には抱え込まず、周りが気付いてくれて助けてくれる。これが、ほくと園の強みです。
又、新冠町は札幌や都市部からみると地域のつながりが濃いので、慣れるには時間がかかるのかもしれません。
ですが、困ったときはお互い様!
地域がひとを大事にしてくれます!安心して一歩を踏み出して下さい!