未来への道
“ みなさんの「笑顔」「満足」「しあわせ」を創造 ”
わたしたちの想い
わたしたちの法人は、平成6年に入所授産施設「節婦ほろしりの里(定員50名)」で開設し、当時ではめずらしい、「人を育てる通過型授産施設」として、5単元性(作業単元・生活単元・社会単元・体力単元・情操単元)で週間カリュキュラム(学校の時間割なようなもの)を組み、3年~5年で経験を積んで、本人の希望に沿った環境へ移動する「就労前指導」を行ってきました。
通過型施設としての探求と実践の積み重ねが、時代や法律が変わっても、法人独自の地域移行システムとして、自立訓練事業や就労移行支援事業の4年間で、働いて自立していく就労前に「時間をかけて成長を支える環境」「将来の自分を考える時間」「自己形成支援や自己表出支援」を大切にして、一人ひとりの想いを創り、実現できるようにサポートしています。
また、就労支援では、障がいの「がい」ではなく、「やりがい」「いきがい」「たのしみがい」の3つの「がい」で働くことを通じて、成長することをサポートし、それが自分の暮らしをつくることにつながると考えています。
新冠ほくと園は「あなたの力が発揮できる環境」をサポートすることで、みなさんの「えがお」「まんぞく」「しあわせ」を創っていきます。



新冠ほくと園の社会自立カリキュラム
自分の将来を豊かにするための
「社会適応・就労支援プログラム」を提供し、
障がいがある若者が社会の中で
自立した暮らしを目指して学ぶ場所
体験と経験を通して
将来の自分を考える時間を提供する場所
新冠ほくと園は、自立訓練事業2年と就労移行支援事業2年のあわせた4年間で若い方の将来のための「学ぶ場」を提供しています。
支援学校高等部等を卒業した障がいのある方を自立訓練事業2年間で、地域社会で自立した生活を送るための体験と経験の中から「コミュニケーション力」「地域で暮らす力」「考える力」「楽しむ力」「体力」等を身に付け「自己形成」や「自己表出」できるように訓練を行う事業所です。
一人ひとりの個性を反映させた「社会適応プログラム」に沿った訓練を行うことで、本人の強みを大きく伸ばし、また課題点に対する対処方法を身につけられるように支援します。
就労移行支援事業の2年間は、「働く」ために実習を通して体験と経験の中から、自分の適性や可能性を拡げ、「就労支援プログラム」に沿った訓練を行い自分の力が発揮できる働く場で、就職や障がい福祉サービス事業所を選択する事業所です。
他の法人とも連携することでより適性や可能性を拡げていきます。
サービス終了後は、それぞれが企業等に就職や障がいサービス事業所で、社会人として生活していきます。また、就職した企業で長く勤務できるよう居住サービス事業所や相談支援事業所と一緒に、生活面と職業面の双方におけるアフターフォローも実施しています。
障がいのある若者が、社会の中で自立した暮らしを目指して学ぶ場所です。



学ぶ場としての時間
自分の将来のための考える時間を提供します
「自己形成」「自己表出」「自律」できるように
自分で考え、行動するための基礎を学ぶ場
自分の意思で進路や将来に向けた選択をしているでしょうか。私たちは、自分で「意思決定」した中で将来の生活や働くことができるようなサポートと時間が大切だと考えています。
そのために4年間で、自分の社会人として身に付けておかねばならない挨拶等のマナーや社会のルールを学び、社会性やコミュニケーション能力を身に付け、自分で考えたことを伝える力や他者の意見を聴き受け入れる力、地域社会での生活で起こり得る問題に対処する力を育んでいくなど、様々な学ぶ場を提供し、体験や経験から体感した中で、「自己形成」「自己表出」を育み、意思決定したことに対して責任感がもてるようなサポートをしています。



自立した暮らしのために
自立した暮らしのための基本的な日常生活習慣を学ぶ場
入所施設(男性)やグループホーム(女性)での暮らしの中で、基本的な日常生活習慣を身に付け、生活リズムの組み立てが行えるようサポートし、困ったことや悩みなどを「相談する力」や「問題を解決していく力」が身につくように生活面での訓練を行い、将来自分がどんな暮らしがしたいのかを見つけていきます。
また、遊ぶことも成長していくためには大切なことです。沢山の体験と経験から、余暇の見解を拡げることで「ストレス発散する力」の取り組みもサポートしています。



自立して働くために
様々な実習を体験することで働く選択肢が広げ、社会人としての自覚を学ぶ場
本人の希望や適性(本人の力が発揮できる職場環境)に沿って、様々な作業実習を行います。多様な作業メニューを通して、体力や持続性を身に付け、自身のストレングス(強み)を見出したり、長所や短所、障がい特性を自己受容を行いながら、本人の魅力が最も発揮され、安心して働き続けられる企業や障がい福祉サービス事業所を選べるようにサポートを行います。
また、企業や障がい福祉サービスも、法人内だけの狭い選択肢ではなく、道内で法人連携を行っている障がい福祉サービス事業所を利用しその街の企業や住まいの場も体験することで、より本人の力が発揮できる環境の選択肢の幅を広げ、自分の可能性を拡げ、自分らしい自立して働く場をサポートしていきます。


